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行政書士業のリアル~独立開業1年目をむかえて2025.05.01
私は、昨年4月に兵庫県行政書士会に新規入会しました。そして翌5月に届出をして独立開業しました。
早いものでもうすぐ1年になります。
この1年間で行政書士会の勉強会・イベント・会合や異業種交流会や紹介等にて約100人弱の行政書士の先生方と
お会いしました。事務所を構えている先生はほぼWライセンス(税理士・司法書士・社労士・宅建士)。
個人事業の先生もWワーク(副業)をしていて、行政書士オンリーの先生は2割以下でした。
令和7年3月での行政書士登録者数は、全国で52,734名です。法人事務所数は1,774しかありません。
ほとんどの先生が個人事務所で活動しているのが実態です。
私の所属している兵庫県や明石支部もほぼ同じような状況です。
行政書士試験に合格してすぐ登録している先生の方が稀で数年経過してが大半です。私もですが・・・
あと、Wライセンスの先生は別として、前職は本当に多種多様です。
行政書士は月ごとの申請です。よって4月~翌3月までの新規入会者が同期となります。
私の同期は10名です。年1回支部にて半日の新人会員説明会および懇親会があります。
強制ではないので同期でも3名の方は面識ないです。
行政書士は新規登録し開業しても実務研修や講習会などはありません。
兵庫県行政書士会主催の定期的(月1~2回)な講習会(2時間程でWEBが主流)に自らエントリーし受講。
もしくは、専門学校や外部機関主催のセミナーを受講(有料)
又は、兵庫県行政書士会の専門部会に入会し勉強(私は相続の勉強会に所属)して実務を取得します。
すべて任意ですし自己責任です。行政書士法人などで働きながら実務経験するのは本当に稀です。
よって、ネット等で行政書士は登録して3年で廃業する率が非常に高いと噂されてます。
正式データはないですが、廃業数は2,200人位かと。高齢化が原因での廃業も多数をしめていますし
新規入会人も年約3,000人位なので行政書士としての需要は大丈夫かと。
ただし、あくまで登録人数なので専任で実務をしている先生の割合が非常に少ないのと、登録はしているが
休業状態の先生が多いのが実態です。
以上が行政書士としての1年間での私の経験・実感です。
可能な限り支部の行事には参加するようにしました。よって、先輩先生方や同期のメンバーとも懇意になり
情報も入手でき相談もできるようになりました。
2年目は、もっと実務経験をつんで専門業務の確立が目標です。
